情報学科の卒業生にむけて
2011年03月21日 情報学科の卒業生にむけて
残念ながら東日本大震災の影響で卒業式は中止となってしまいました。
しかし、卒業する皆さんへ。
情報学科23期生の皆さん、卒業おめでとうございます。
ある学生さんが言いました、「就活難のこの時代を、私が選んだ訳ではない。ほんのちょっとした時間の違いでこんなに苦労をするなんて。」と。
本当にそうですよね。でも、世の中には自分の努力だけでは何ともし難い現実があることを、3月11日に私たちは知ることになりました。
だからと言って、諦めろというのではありません。与えられた運命や環境の中で、どう頑張っていけるか。「運とは切り開くもの」と言ったのは、幸田露伴だったかと思いますが、まさにこの思いがこれから求められているものだと思います。
そんなこれからの運命を切り開く皆さんにメッセージをと思いますが、皆さんを支えるようなすばらしい言葉を私は持ち合わせていません。そこで、Bill Gates(Microsoft創始者)が高校でスピーチしたと言われる「学校では教えてくれない人生に役立つ11のルール」というものをご紹介しましょう。(このお話は都市伝説だというのが本当のようです。でも、素晴らしい内容なのでご紹介します。)
1.人生は公平ではない。それに慣れよ。
2.世界は君の自尊心を気にかけてはくれない。君の気分に関係なく世界は君が仕事を終わらせることを期待している。
3.高校を出てすぐ6万ドルの年収を稼ぎはしない。携帯電話(当時は高価だった)を持った副社長にもならない。自分で両方を稼ぎ出すまでは。
4.先生が厳しすぎると思うなら、上司を持ってみろ。
5.ハンバーガーをひっくり返すということは沽券にかかわることではない。君たちの祖父母はハンバーガーをひっくり返すことを別の表現を使った。それはチャンスと呼ばれた。
6.君が失敗をしたらそれは両親のせいではない。文句を言わずに学べ。
7.君らが生まれる前は、君らの両親は今のような退屈な人たちではなかった。そんな風になったのは、君らのために支払いをし、服を洗い、君らがどんなにいけてるか、という自慢を聞いているうちにそうなったのだ。親の時代から生存する寄生虫から森を守る前に、自分の洋服ダンスのダニ駆除から始めよう。
8.学校は勝者と敗者を決めなくなったかもしれないが、人生は違う。学校によっては君が落ちこぼれないようにしてくれたり、正しい答えが導き出せるまで、何度でも機会をくれる。実際の人生とは全く似ても似つかない。
9.人生は学期ごとに分けられていない。夏休みはないし、ほとんどの雇用主は君が自分を見出すことに興味を持たない。それは自分の時間にやれ。
10.テレビは本当の人生ではない。現実では、人は喫茶店にいつまでもいられるわけではなく、仕事に行かなくてはいけないのだ。
11.オタクには親切にしよう。彼らの下で働く可能性が高い。
ちょっと意味の不明な部分もありますが、世の中の的を得ていると思います。
これから皆さんが歩む道は、どんな道かはわかりませんが恐れることなく一歩一歩前に進んでいってください。
kazuhiko_sato at 22:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | この記事のURL | |
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